深夜に利用制限があるビルに注意

深夜に利用制限があるビルに注意

オフィスというと、場所やスペースのことに関心が集まりがちです。しかし、良いオフィス物件が見つかってもまだ安心できません。ビルによっては利用上のルールや制限があります。

オフィスビルの利用上のルールや制限というのは、スペースやレイアウト以前の問題であり、オフィス探しをするときに、しっかりと必須要件として組み入れておく必要があります。

自分たちの企業の業態をよく理解していないと、こうした付帯条件の部分を見落として、とんでもなく使い勝手の悪いオフィスの契約をしてしまうリスクもあります。十分な注意が必要です。

こうした部分で見落としをしないためには、移転プロジェクトに異なる部門から参加者をあつめることです。そうすると、複数の異なる視点でオフィスを見つめることができて、大きな欠落を防ぐことにつながります。

深夜にオフィスへ入室できないビル

業種によっては「24時間いつでも出入りができること」が必須になるような企業もあります。そのため、出入りの管理状態も重要なポイントとなってきます。

たとえば、警備保障のような会社の場合には、誰かが訪問してくる必要はありませんが、いつでも出動できるような体制がとれるオフィスになっている必要があります。

また、DTPなどを手がけるオフィスでは、人が24時間やってくることもあり、オフィスとしてよりも店舗として24時間稼動できるようになっている必要があります。

出入り口の管理をおこなっている古いビルですと、夜間は常駐の警備員もおらず、外注の警備保障会社を呼ばない深夜には入室できないといった問題がいまだに起こることがあります。

24時間、空調管理ができないビル

ビジネスの業種によっては、空調管理が24時間できるオフィスが必要となるケースがあります。

実は、空調管理を24時間できるビルというのは意外に少ないのです。深夜の時間帯は空調が利用できないビルは多いため、こうした条件によってオフィス物件探しが難しくなることあります。

また、コンピューターのサーバーなどを収容するスペースでは、冷房を入れておかないといけないケースもあり、個別に空調のコントロールができるかどうかも大きなポイントになります。

古いビルにあるオフィスでは、こうした特別な冷房は自前で設置することが認められるケースもありました。しかし、最近のオフィスでは、窓すら開かないところで、照明や空調などの設備管理システムを中央制御していることが、ほとんどになっています。

ですので、空調の管理が24時間できることが必須となるビジネスの場合には、あるていど幅広いエリアで物件を探すことが良いでしょう。